はじめてのブログ(WordPress)で使いたいレンタルサーバーを比較してみよう(エックス、ロリポップ、さくら)

レンタルサーバー アイキャッチ

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はじめてブログをやってみたいと思ったときに、どのようにして開設するのか調べたときにそれはそれは膨大な量の情報が出てきます。

ブログといっても、アメブロやHatenablogなどすでにあるブログサービスを提供している業者さんから借りて運用している方もいますし、自分でサーバーを借りて自分のすきなようにカスタマイズしているような人もいらっしゃいます。

業者さんのブログサービスを使うのであれば、手続きをすることでその日からすぐにブログをはじめることができます。

自分でブログを独自にカスタマイズしたい方は、Wordpressというブログに特化したシステムを使うことになります。

このWordpressを動かすために必ず必要なものがレンタルサーバーです。

このレンタルサーバーの選び方によっては月々の費用や反応速度や管理方法などが変わってきますし、一度決めたらなかなか乗り換える作業が面倒ですので、はじめからきちっと考えておくことが必要です。

レンタルサーバーと一言で言っても沢山のサービスが世の中にあるので、どれを選んでよいか迷ってしまうのですが、今回はレンタルサーバーの代表的な3社(エックスサーバー、ロリポップ、さくら)の比較を行ってみたいと思います。

まずは有名どころである3社であればどれを選んでも間違いはありませんが、各社の提供している機能を少しでも理解して選択したほうが満足度は高いですし、ご自分で選んだものであれば長く使っていけることでしょう。

本記事は2018.11.25時点での情報です。


目次

レンタルサーバー3社の特徴

エックスサーバー:X10

エックスサーバー[fontsize size=”1″]エックスサーバー
[/fontsize]

ブロガーから高い支持を受けているレンタルサーバーです。

性能が高いと評判なので、SEOの速度対策にもよいですし、使っていてストレスを感じることもないでしょう。

提供されているサービスはX10、X20、X30と三段階。数字があがることにより月額費用もあがっていきます。今回はX10をチョイスしました。

ワードプレスで運用することだけに特化したサービスも提供されていたります。ブログが成長してアクセス数が大きくなったときに活用するとよいと思います。(wpXレンタルサーバー


ロリポップ:スタンダード

ロリポップ[fontsize size=”1″]ロリポップ!
[/fontsize]

GMOグループが運営しているサービスです。トップページを見ると、ご利用実績200万サイト以上と書かれています。今回3社の中では一番の需要がありますね。

提供されているサービスはエコノミー、ライトプラン、スタンダードプラン、エンタープライズプランの4つがあります。

今回はスタンダードプランをチョイスしてみたのですが、はじめてブログを始める方にはさらにお安いライトプランでもよいかもしれません。


さくらのレンタルサーバー:スタンダード

さくらのレンタルサーバー[fontsize size=”1″]さくらインターネット
[/fontsize]

古くからレンタルサーバーサービスを提供されている業者さんです。運用に実績がありますので安心して使うことができます。(他のレンタルサーバーが不安ということでもないです)。

提供されているサービスはライト、スタンダード、プレミアム、ビジネス、ビジネスプロ、マネージドがあります。

一番お安いライトプランはワードプレスを使うことができないので、今回はスタンダードをチョイスしました。

さくらさんはレンタルサーバ以外にもVPS、クラウド、専用サーバなどさまざまなサービスを提供されています。企業などにも活用されていますので運用実績は高いですね。


比較

プラン・費用

エックスサーバー ロリポップ さくらのレンタルサーバー
プラン X10 スタンダード スタンダード
運用サイト数 160万サイト 200万サイト 40万サイト
月額費用 900円(税別) 600円(税別) 515円(税込)
初期費用 3,000円(税別) 1,500円(税別) 1,029円(税込)
試用期間 10日間 10日間 14日間

運用サイト数はロリポップが一番です。

これはスタンダードプランよりお安いライトプランでもワードプレスを使うことができるので需要があるのではないでしょうか。

ただし、ライトプランではCGI版のPHPになってしまいますので、速度が遅いということを認識しておいたほうがよいと思います。

スタンダードプランであればモジュール版PHPになります。

費用は、表を見る限りさくらレンタルサーバが一番お安いですが、ロリポップのライトプランはさらにお安くなっています。


構成

エックスサーバー ロリポップ さくらのレンタルサーバー
プラン X10 スタンダード スタンダード
ディスク容量 200GB
(オールSSD)
120GB 100GB
転送量 70GB/日 100GB/日 80GB/日
RAID RAID10 RAID10 RAID10

ディスク容量はエックスサーバがダントツです。 しかもオールSSDになっていますのでアクセス速度も速いです。

転送量は重要な値で、アクセス数があがるとにここの値が問題になってきます。

1日に提示されている転送量を超えてしまうと、サーバー側で勝手に制限をかけてしまい、エラーが発生するようになってしまうのです。

もしブログがバスってこの先アクセス数がさらに増え続けるようであれば、ブログサービスの変更を検討しましょう。ブログのお引越しですね。

計算する目安は1PVで1Mbyteとして計算するとロリポップは100G/日で制限がかるため、1日 100,000PVまで大丈夫ということになります。

自分のサーバにどのくらいの負荷がかかっているか調べるには、サーバのコントロールパネルから確認することができます。エラーが発生していないか、たまに確認してみましょう。


機能

エックスサーバー ロリポップ さくらのレンタルサーバー
プラン X10 スタンダード スタンダード
Webサーバ Nginx Apache2.x Nginx
CMS WordPress
PukiWiki
concrete5
joomla
MODX
Movable Type
Drupal
WordPress
baserCMS
WordPress
concrete5
PHP PHP5/PHP7
[fontsize size=”1″](モジュール版が標準で有効)[/fontsize]
PHP5/PHP7
[fontsize size=”1″](CGI版/モジュール版)[/fontsize]
[fontsize size=”1″]※サーバーの番号によって決定[/fontsize]
[fontsize size=”1″]サポートページ[/fontsize]
PHP5/PHP7
[fontsize size=”1″](CGI版/モジュール版)[/fontsize]
[fontsize size=”1″]※サーバーの番号によって決定[/fontsize]
[fontsize size=”1″]サポートページ[/fontsize]
ショッピングカート EC-CUBE4
EC-CUBE3
Magento
EC-CUBE4
EC-CUBE3
EC-CUBE4
EC-CUBE3
無料SSL
MySQL 50個 50個 20個
マルチドメイン 無制限 100 100
メールアカウント 無制限 10件 無制限
メーリングリスト 20件
(1件につき500件)
10件
(1件につき500件)
10件
メールマガジン 10件
(1件につき1,000件)
10件
(1件につき500件)
自分でメルマガ機能を構築
(15分毎に100通以内の制限)
FTPアカウント追加 × ×
FTP over SSL

ここで確認したいものは、WebサーバとPHPです。

WebサーバにはNginxとApacheというソフトがあります。昔はApacheが主流でしたが、現在ではブログの応答速度やアクセス負荷への対応を向上させることができるNginxが重宝されています。

ここではエックスサーバーとさくらのレンタルサーバーが対応済です。

WordPressはPHPというプログラム言語で動いています。 このPHPの処理速度を早くするための技術がモジュール化です。 CGI版と比べて速度が数倍違ってくるので、まよわずモジュール版を選択しましょう。

PHPのモジュール版は、新しいサーバに使われるようになっていますので、これから契約する方は最初からモジュール版になっているので、あまり気にする必要はありません。

さくらのレンタルサーバーは2018年4月からWebサーバにNginx、PHPもモジュール化を実施しましので、エックスサーバーと比較しても遜足のない反応速度や負荷分散のになっています。


管理

エックスサーバー ロリポップ さくらのレンタルサーバー
プラン X10 スタンダード スタンダード
サーバー監視 24時間365日有人監視 24時間有人監視 24時間365日有人監視
WAF
(アプリケーションFW)
Web改ざん通知 無料 有料
データセンター立地 国内
[fontsize size=”1″]さくらのデータサーバを使用している噂あり[/fontsize]
国内 国内

どのサービスでも基本的に同じようですが、ロリポップではWeb改ざん通知が無料で提供されているのはよいですね。

自分のブログが第三者によって変更されてしまったときには、通知してくれるという便利なシステムです。

なかなか改ざんされることは少ないとしても、安心できるサービスですね。


結局どこのレンタルサーバーがよいのか?

結局どこのレンタルサーバーがよいのかとなりますが、やはりあなたのやりたいことや懐事情によって選ぶサーバーは変わってきます。

最初から応答速度や負荷分散など高機能を求めてるのであれば、エックスサーバーです。

費用を抑えながら、エックスサーバーに近い動作を求めていくのであればさくらのレンタルサーバーです。

Web改ざん通知の検出を無料で行いたいときには、ロリポップがよいですが、はじめてのブログをお試しでやるときにはロリポップのライトプランがいいかもしれません。ただし、ブログが軌道に乗ってきたら引っ越しは覚悟する必要があります。


下記に総評を載せておきます。

エックスサーバー ロリポップ さくらのレンタルサーバー
プラン X10 スタンダード スタンダード
性能 ×
負荷分散 ×
安価 ×
サイト
エックスサーバー

ロリポップ!

さくらのレンタルサーバ


僕がさくらのレンタルサーバーを使っているからこのような結果になったわけではないですが…。

2018年4月にさくらのレンタルサーバーのてこ入れがなければ、僕はエックスサーバーに引っ越すつもりでいました。 このてこ入れがかなり性能に影響していますので、今時点では費用と性能の結果でさくらのレンタルサーバーをオススメいたします。

今回提示した比較情報以外にも実際に測定した反応速度の比較や、管理ツールなどの比較もやってみたいと思っています。

あなたにあったレンタルサーバーを選択するための一つになれば幸いです。

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この記事を書いた人

3児の父で普段はプログラム開発をしています。 冷凍庫を買ってから家電製品に興味を持ち始めました。 趣味が高じて家電製品アドバイザーの資格を取得しました。

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