銀行法施行規則改正に伴う規制緩和を受け、2018年4月2日から、いよいよ日本でJ-Debit「キャッシュアウトサービス」が開始されています。
キャッシュアウトサービスとは、デビットカード(キャッシュカード)を用い、買い物をした店舗のレジで支払いと同時に自分の銀行口座から現金を引き出すことができるサービスです。
なので、今回のお話はデビットカードが対象です。(クレジットカードは関係なし)
J-Debitってなに?
J-Debitについてのお話はこちらです。[getpost id=”275″]
キャッシュアウトサービスはどこのサービス?
J-Debitは日本デビットカード推進協議会がデビットカードを推進している団体です。
協会員はみずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行など大手都市銀行などが加入しています。
大手銀行でしたら殆どの方が口座を持っていると思いますので、デビットカードもしくはキャッシュカードを持っていればこのサービスを受けられます。
特に新たにカードを作らなくてもいいので誰でもすぐにキャッシュレス生活を満喫することができます。
お買い物レジで現金を引き出すことが魅力的なの?
キャッシュレスを進めていきたい国の思惑とは別に、現金をお買い物のお会計と同時に引き出すことができるサービスです。
これからはコンビニやスーパーのレジが銀行のATMの代わりになります。世の中いろいろと進んでおりますね。これで、わざわざ銀行やコンビニのATMに行かなくてもお買い物のついでに現金の引き出しができます。
しかし、このキャッシュアウトサービスですが、世の中はキャッシュレスに進んでいこうとしているので、現金が必要な場面はだんだん減っていくと思います。
当初は便利そうなサービスでも、将来的にはあまり使われなくなっていくかもしれません。
キャッシュレスならクレジットカードよりデビットカード
僕はキャッシュレスを全国に普及させるためには、クレジットカードよりデビットカードによる決済を普及させる必要があるのではないかと思っています。
クレジットカードは実際に引き落としされるまでに時間がかかってしまいますので、現金で購入する行動とは完全には代えられないのです(クレジットカードは大きな買い物をするときには必要ですし、さらにポイントが付くなど付加価値サービスがありますので、それぞれ使い分けが必要だと思います)。
僕はまだまだ現金による支払いが多いので、入出金を把握するために家計簿をマネーフォワードを使わせていただいています。デビットカードを現金の代わりに使って家計簿に即日反映できる仕組みができるのが一番理想的なのかと考えています。みなさんはいかがでしょうか?
デビットカードの普及が狙い?
今回のキャッシュアウトサービスですが、大々的にうたっているのは、今回記事にしましたレジで現金の引き出しができるということです。
現金がどうしても必要な場面は必ずありますので、このキャッシュアウトサービスは大変便利なサービスでもあります。j-Debitは使えるお店が少ないので、まずはJ-Debitの加盟店を増やすことが課題でしょう。
デビットカードで決済ができる店舗が多くなればさらに便利になり、世の中は自然とキャッシュレスに向かって進んでいくことでしょう。
銀行のATMも減少していくかもしれません。[getpost id=”244″]
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