J-Debitというサービスがあるのをご存知ですか? これから日常生活による支払いを現金からキャッシュレスに変えるのにうってつけのサービスなのです。
J-Debitって何?
J-Debitとは、金融機関で発行されたキャッシュカードが、支払いにそのまま利用できるサービスの名称です。大手銀行が共同で作った全国デビットカード推進協議会という団体がこのサービスを提供しています。
デビットカードって言葉は聞いたことがあると思います。でも、それが何なのか、クレジットカードとは何が違うのか?言葉だけではよくわかりませんね。
デビットカード(debit card)とは、世界的な概念として、1取引毎に銀行口座から(原則即時に)引き落とされる決済サービスの総称名です。(後払い方式の「クレジットカード」と対比される造語です。)
キャッシュカードをそのまま使用するJ-Debitはデビットカードサービスのひとつですが、日本では、「デビットカード」と言えばJ-Debitの代名詞になっています。従って、J-Debitはキャッシュカードそのものですので、「デビットカード」という新しいカードが発行される訳ではありません。J-Debitナビ Q&Aより
デビットカードはカードの名称ではなくてサービスの名称だったのですね。 若干わかりにくいですが、銀行のキャッシュカードがそのまま決済できるキャッシュレス対応カードになってしまうところが便利!
使い方
使い方は簡単!
- 店員さんに「支払いはJ-Debit!」でと伝える
- キャッシュカードをスキャンする
- 暗唱番号を入力する
- キャッシュカードと明細を受け取る
- その場で口座から引き落とし完了
なにが便利なの?
今持っている銀行のキャッシュカードをそのまま使って、加盟店のお店で直接お支払いができる仕組みです。そのため、新しく入会申込書を記入したり、必要書類を送付したりする面倒な手続きは必要ありません。
家計簿をつけている方は、現金で購入するとレシートから家計簿へ入力する必要があります。ネット家計簿(zaimやマネーフォワード)の場合には銀行口座から直接読み込んでくれるので記入漏れがなくなりますね。
もうちょっと…
とっても良いサービスを提供してくれるJ-Debitですが、実際につかえるかというと、これがまだまだなのです。不満を持ってしまう部分は
- 加盟店の数が少ない
- Apple Payなどのアプリに未対応
※キャッシュカードがアプリに連携できなくてもpringやLINE Payなどの直接銀行口座と連携できるアプリもあります。
※デビットカードにはJ-Debitとブランドデビットという2種類のデビットカードがあります。 今回のお話はJ-Debitについて。
加盟店の数が少ない
J-Debitが使える加盟店(店舗)の数が圧倒的に少ないのです。折角こんなに良いサービスなのに使えないのはちょっともったいないですね。
Apple Payに未対応
iPhoneのApple Payはまだデビットカードには対応していないので(2018.04月現在)、スマホによる支払いではなく、キャッシュカードによる支払いになりそうです。 対応が待ち遠しいですね。
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