オーブンレンジを選ぶときに必要な基礎知識

オーブンレンジを選ぶときに必要な基礎知識

オーブンレンジ使っていますか?

オーブンレンジがあれば、ローストチキン、ローストビーフなど塊肉の焼き料理や、シフォンケーキ、クッキーなどが作れるので、食生活にバリエーションが増えますね。

いざオーブンレンジを選ぼうとすると、機能がありすぎてどれを選んでよいのかわからず、説明書に書いてある言葉さえもよくわかりません。

オーブンレンジは、基本機能の組み合わせで製品のバリエーションが増えているのですが、言葉が統一されていなかったりするので製品の比較をすることが難しいのです。

そこで、オーブンレンジの基本的な機能をちょっと勉強することで、あなたが必要としている製品を決めることができるようになります。

この記事ではオーブンレンジの基本機能、選び方を説明してきます。

この記事を書いた人
もんま

もんま

3児の父であり、職業はプログラム開発。
冷凍庫を購入してから家電に興味を持ち始め、いろいろな製品を調べるのが好き。
家電好きが高じて家電製品アドバイザーの資格を取りました。

目次

オーブンレンジとは

オーブンレンジと言っても、電気、ガスなどがあります。 ここでは、電子オーブンレンジについて説明していきます。

電子オーブンレンジとは、電気を使って調理をする家電製品です。 マイクロ波を使ってあたため調理をする電子レンジとヒーターによって調理をするオーブンが一体化したものを電子オーブンレンジと呼びます。

電子レンジなら使えるけれど、オーブンって一体どんなことができるのでしょうか。

オーブンレンジの調理方法

オーブン基本機能

オーブン

オーブンを使った調理方法は、庫内にあるヒーターを使って食材を焼いていく方法です。 調理方法は大きく分けると2つあります。

  • グリル
  • オーブン

グリル

グリルで魚を焼くイメージ

オーブンのヒーター(上または上下)から直接熱を当てて焼いていく方法です。 ガスコンロについている魚焼きグリルを想像してもらうとわかりやすいかもしれません。 グリルチキン、焼き魚やグラタンなど焼き目をつけて調理するものに適しています。

オーブンレンジの中には上はヒーター、下は専用のグリル皿を使い、上下同時に焼くことができる製品もあります。 専用グリル皿はレンジが出すマイクロ波によって発熱するようになっているので、フライパンで焼いているような感覚です。

センサーによる温度の管理はしていないので、焦げすぎないように見てあげることが必要です。

オーブン

オーブン ローストチキン

グリルとは違い、上下についているヒーター(製品によって数、設置場所は異なります)から発熱させて、温度センサーを使って庫内温度を一定に保ちつつ、素材をじっくり焼いていきます。

オーブンレンジの空間に食材を入れられるので、フライパンでは焼くことが難しい厚みのある大きな食材でも調理することができます。

ローストチキン、ローストビーフ、ハンバーグやケーキなどが作れるようになるので、フライパンだけの調理よりもレパートリーが増えること間違いなしです。

調理中はつきっきりで見ている必要はありません。 オーブン調理の間に違う作業ができるので効率よく料理をすることができます。

オーブンの高機能

安価なオーブンレンジであれば、単純なグリルとオーブンの2つの機能になります。 予算を増やすことで、さらに便利な機能が付いた商品を選ぶことができます。

スチーム(+レンジまたは+オーブン)

スチーム

電子レンジ、グリルまたはオーブン使用時に、水蒸気を使ってスチーム(蒸し焼き)調理をします。 水蒸気を使うことで、素材に水分が補充されるのでパサパサにならずふっくらとしたヘルシーな料理や蒸し料理などが作れます。

スチームを使う方法は製品によって異なり、水を入れるトレーだったり、プレートに水を張って一緒に調理したりするなどあります。

過湿水蒸気(+グリルまたは+オーブン)

水蒸気

過湿水蒸気という言葉は聞きなれませんが、上位機種のオーブンを検討するときには必ず出てきます。

過湿水蒸気とはスチームとは違い、水蒸気をさらに熱することで過熱水蒸気に変化します。 この過熱水蒸気の温度は100℃以上(オーブンで使うのは300℃程度)にもなるので、水蒸気であるのにもかかわらずマッチに点火させたり、紙を焦がしたりする強力な力を持っています。

過湿水蒸気を使って直接調理をすると、素材を焼くと同時に温度が下がり水に戻ります。 その水が素材の油や塩分を吸収し下に落下するので、油や塩分が落とされたヘルシーな料理ができあがります。 水で調理ができるのは面白いですね。

この過熱水蒸気をメインに売り出しているのがシャープのヘルシオです。 ヘルシオでは密閉度を上げたり、過熱水蒸気を作る性能を上げ、過熱水蒸気だけを使って調理ができるようにしました。 これはウォーターオーブンと呼ばれています。

※ 他のメーカーでは過熱水蒸気だけでは調理ができず、ヒーターも同時に使っています

過熱水蒸気には、温度の低いところへ過熱水蒸気が集まるという面白い特性があります。 その特性を使ってヘルシオでは、冷凍肉と冷蔵肉や野菜など一度にプレートに並べることですべて1度に調理ができる「まかせて調理」がとっても便利です。

コンベクション(熱風式)(+オーブン)

ファン

通常のオーブンは上下のヒーターからの熱を出し、庫内は温度センサーで管理しながら調節しますが、ヒーターからの距離によってどうしても温度のムラがでてきてしまいます。 その温度のムラを少なくするために、ファンを回して庫内の温度を一定にする機能がコンベクションです。

コンベクションであれば、どの位置にあっても比較的同じ温度で調理ができます。 通常オーブンでは温度ムラのせいでトレーが1段しか使えなかったものが、コンベクションでは庫内全体に熱がまわるためトレーが2段使えるようになります。

通常オーブンでは2度焼かなければならなった調理が、1度で焼けるようになるため、作る量が多い時にはメリットが大きいですね。

オーブンレンジによってはコンベクションや熱風式と呼び名が変わっていますが、同じものです。

レンジ機能

電子レンジ

電子レンジは、食材の水分をマイクロ波によって振動させることで温めます。 オーブンのようにヒーターの熱を浴びせて調理するのとは違い、食材の中から温めていきます。

電子レンジには、床が回転し全体を温めるターンテーブル方式、回転しないフラットテーブル方式があります。

ターンテーブル方式では、マイクロ派を食品にまんべんなく当てるために食品自体を回転させて温めています。 フラットテーブル方式では、マイクロ波自体を拡散させることで食品にまんべんなく当てているので、ムラなくあたためることができます。

良いのはフラットテーブル方式です。 ターンテーブル方式では上にのせている食品が必ず回っている必要があり、大きいものをあたためようとするときに壁に当たって回らないようなときには、温めにムラがおきてしまいます。 フラットテーブル方式ではそのようなことは起きません。

さらにレンジ機能で重要なのはセンサーです。 レンジで温めてもまだ冷たかったり、冷凍食材を解凍したけれども、まだ凍っていたりするのはセンサーによる違いがあるはずです。

センサーには3種類あります。

  • 重量センサー
  • 湿度センサー または 蒸気センサー
  • 赤外線センサー

重量センサー

安価な電子レンジに多く採用されているセンサーです。 テーブルに乗せた重量を測定して、その重量から温めに必要な時間を算出します。 お皿の重量も含まれてしまうため、食品は軽いのにお皿が重いために温めすぎたりしてしまうことがあります。

湿度センサー または 蒸気センサー

湿度センサー・蒸気センサーは食品が温まると発生する蒸気を検知します。 温めるときに食品にラップをしていたり、水分が含まれていない食材などは蒸気がおさえられてしまうので、温めすぎてしまうことがあります。

このセンサーを使用しているときには、ラップはしないでおきましょう。

赤外線センサー

高性能なレンジに搭載されているセンサーです。 赤外線は温度の状態を細かく測定することができるので、正確に食品を温めることができます。

赤外線センサーの弱点はオーブンなどで温まってしまった庫内には、すぐには使えなくなります。 温まってしまった庫内では赤外線センサーが誤まって検知してしまうため、一度レンジ内を冷ましてから使うことが必要です。

オーブンレンジの基本機能のまとめ

オーブンレンジ

オーブンレンジの仕組みがざっくりとでもわかっていただけたでしょうか。

オーブンレンジは日々進化しているので、メニューから調理したいものを選ぶだけで料理ができあがります。 もう、グリル、オーブン、レンジのどの機能を使ったらいいのか考える必要がなくなっています。

高機能オーブンレンジの中には、冷凍品、冷蔵品を混ぜて調理しても同じように焼きあがるという便利な機能が発売されてきています。ますます便利になりますね。

オーブンレンジを選ぶときに必要な基礎知識

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3児の父で普段はプログラム開発をしています。 冷凍庫を買ってから家電製品に興味を持ち始めました。 趣味が高じて家電製品アドバイザーの資格を取得しました。

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