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半年間ペイアプリを使った結果、総還元率はどのくらいになったのか?【2019年上半期】
2019年も早いものですでに半年が過ぎてしまいました。
いろいろなアプリを使ってキャッシュレス生活していますが、果たしてどれだけ還元されているのかよくわかりませんでした。そこで、この半年間の還元率を調べてみることに。
それぞれの支払いを深く調べてみると、いままで勘違いしていたことや、もっとお得になるのにもったいない買い物の仕方をしていたことなど反省点が見えてきました。
そのあたりを振り返っていきたいと思います。
※普段からそんなに買い物をしないので、統計データとしては数字が小さいですがご容赦願います。
2019年上半期の総合還元率
今回、対象としたアプリ
2019年上半期に還元するために使ったアプリは5つ。
- 楽天ペイ
楽天が作ったアプリで、楽天スーパーポイントがどんどん貯まる。楽天カードを登録しておくと還元率があがるキャンペーンを実施しているため、楽天カードを設定してあります。 - PayPay
Yahooとソフトバンクが作ったアプリ。100億円キャンペーンなど積極的な店舗展開によってシェア率が高い。Yahoo!JAPANカードを設定しておくと還元率があがるため、Yahoo!JAPANカードを設定してあります。 - LINE Pay
誰もが使っているLINEにキャッシュレス機能を組み込んだアプリ - メルペイ
後発ながらも最大70%還元率などの驚きのキャンペーンやiDを使った決済で利便性をも高めたアプリ - Kyash
アプリでもあるのだけれどカードとして使うことが使い勝手がよい。キャッシュレスアプリと他のクレジットカードやデビットカード間にはさんで使うと還元率があがる特殊なカード
この他にも多少使ってみたアプリもありますが、還元がないアプリであるため対象外です。例えばOrigamiや新しく出たゆうちょPayなどですね。
上半期に行われたキャンペーン
2019年上半期に行われたキャンペーンを一覧表にしてみました。
Kyash以外は何かしらの高還元キャンペーンが実施されています。こうやって見てみるとPayPayは常に高還元キャンペーンをやっていますね。
PayPayはこれだけ経費を使っていると、どこでその費用を回収するのか心配になってしまうほどです。体力のある企業だけができる技ですね。キャッシュレスアプリのシェア拡大に社運をかけていることがひしひしと伝わってきます。
結果
総合還元結果
2019年1月~6月までで使った金額、還元されたポイント、還元率は
使った金額 | 還元ポイント | 還元率 |
---|---|---|
94,623 円 | 9,003 ポイント | 9.51 % |
となりました。
僕としてはキャンペーンを多用していたはずなのに意外と還元率が低いなという印象です。
各アプリで検証してみたところ、キャンペーンでは適用外の使い方をしていたものがあったり、還元率を上げるためには手間がかかるものがあったりしました。
そのためいくら使ってもキャンペーン適用外であるため、全体の還元率の足を引っ張ってしまったようです。
今回の集計には、アプリで使用したクレジットカードなどによる還元については計上していません。あくまでもアプリ単独による還元率の計算をしております。
クレジットカード等の還元も考慮した場合には、もう少し上がりますね。
クレジットカードによる還元率の検証はまた別の機会にでもやってみたいと思います。
アプリ別集計結果
こちらはアプリ別の還元率になります。
アプリ | 支払い額(円) | 還元額(ポイント) | 還元率(%) |
---|---|---|---|
楽天ペイ | 3,896 | 14 | 0.36% |
PayPay | 52,683 | 4,587 | 8.71% |
LINE Pay | 9,329 | 608 | 6.52% |
メルペイ | 4,878 | 3,324 | 68.14% |
Kyash | 23,837 | 470 | 1.97% |
合計 | 94,623 | 9,003 | 9.51% |
各アプリの還元率を見てみると、なぜか納得できないものがあります。
- 楽天ペイ
あれれ、普通にアプリを使った場合でも0.5%の還元があるはずなのに、その0.5%までも下回っているのはなぜなのでしょうか? - PayPay
20%の還元キャンペーンの期間が一番長いPayPayなのですが、還元率が10%を切っていますね。なぜなのでしょうか? - LINE Pay
LINE PayにはPayトクという最大20%還元キャンペーンが毎月やっているはずなのに、なぜこんなに低いのでしょうか? - メルペイ
メルペイは70%近くまであって逆にすごいです。 - Kyash
還元率が2%固定です。さすが安定のキャッシュですね。
各アプリの還元率
楽天ペイ
月 | 支払い額(円) | 還元額(ポイント) | 還元率(%) |
---|---|---|---|
1月 | 974 | 2 | 0.21% |
2月 | 0 | 0 | 0.00% |
3月 | 840 | 3 | 0.36% |
4月 | 2,082 | 9 | 0.43% |
5月 | 0 | 0 | 0.00% |
6月 | 0 | 0 | 0.00% |
合計 | 3,896 | 14 | 0.36% |
楽天ペイは使う頻度が少なかったですね。 PayPayなどのキャンペーンが凄すぎたせいでしょうか。
使う金額は少ないですが、楽天ペイアプリの通常還元率0.5%を下回っています。
この原因は2つありました。
まず1つは、キャンペーン時に加算される還元率をもらうためには、楽天カードを設定するだけではなく、楽天カードを使った買い物に適用されるということです。
僕は楽天カードの設定はしていましたが、支払いは楽天スーパーポイントを使っていました。これでは、キャンペーンの条件からはずれてしまうため、追加の還元率の10%はもらえません。
ちょっと気を付ければよいことなのに、気が付かずに残念なことをしてしまいました。
そして2つめ。
楽天ペイでポイントをもらうためには、200円以上のお買い物じゃないとポイントがもらえません。還元率が0.5%ですから、200円以上のお支払いじゃないと1ポイントつかないのです。ポイントの計算はお買い物ごとに計算されますから、200円未満のお支払いでは切り捨てられてしまいますから注意しましょう。
僕は最初の頃では、100円代の小さい買い物ばかりしていました。そのため、ポイントが全くついていなかったのです。もったいない。
これらを踏まえて学習したことは
- キャンペーンの還元率が適用されるには、楽天カードで支払いをすること。スーパーポイントで支払うと0.5%のまま。
- 楽天ペイでの買い物は200円以上からじゃないとポイントが付かない。
です。みなさんも気を付けましょう。
PayPay
月 | 支払い額(円) | 還元額(ポイント) | 還元率(%) |
---|---|---|---|
1月 | 0 | 0 | 0.00% |
2月 | 278 | 55 | 19.78% |
3月 | 15,065 | 2,361 | 15.67% |
4月 | 12,793 | 1,264 | 9.88% |
5月 | 24,547 | 907 | 3.69% |
6月 | 0 | 0 | 0.00% |
合計 | 52,683 | 4,587 | 8.71% |
お次はPayPay。
どこでも使えて、還元率が高いPayPayはとても使い勝手がよいアプリです。
PayPayはスーパーで使えるようになったことがうれしいですね。まだ、使えるスーパーは限定的ですが、僕がよく行くロピアやオーケーに対応してくれたことは大きいです。
さてパッと見て4月と5月の還元率がおかしいですね。
5月は20%のキャンペーンが終了していたのですが、3%の還元でもいいやと思い大きな支払いをしています。そのために、大きく還元率が落ちてしまいました。これはしょうがない。
でも4月は20%の還元率にもかかわらず還元率が10%をきってしまっています。
4月のキャンペーンでは還元率は20%でも、1回の買い物で還元する上限金額が決まっていました。このときには、最大1,000円です。
1回の支払い額が5,000円であれば還元上限額の1,000円がもらえて、還元率も20%になります。しかし、僕が支払ったのは下記のように、10,000円を超えた支払いをしたため、上限金額は1,000円と変わらずに、還元率が下がるだけの結果となりました。
日付 | 支払い額 | 還元ポイント | 還元率 |
---|---|---|---|
2019/4 | 11,413円 | 1,000 | 8.76% |
この場合には、お会計を5,000円ずつ2回に分ければ還元率は20%に近づいたでしょう。しかし、レジで並んでいる人を待たせながら会計を2回に分けることはなかなか難しいですね。
LINE Pay
月 | 支払い額(円) | 還元額(ポイント) | 還元率(%) |
---|---|---|---|
1月 | 0 | 0 | 0.00% |
2月 | 2 | 0 | 0.00% |
3月 | 792 | 158 | 19.95% |
4月 | 423 | 59 | 13.95% |
5月 | 7,376 | 257 | 3.48% |
6月 | 736 | 134 | 18.21% |
合計 | 9,329 | 608 | 6.52% |
LINE Payは4月、5月の還元率が低いですね。 これはもう単純にキャンペーンが実施されていない期間に買い物をしたので、還元率が下がりました。
5月はPayトクがなかった月で、代わりにもらえるくじキャンペーンが行われていました。このキャンペーンも当たらなかったみたいです。残念。
※LINE Payは、LINE Payポイントを使って買い物をしても、ポイントが還元されないので注意しましょう。LINE PayポイントはLINE Pay残高に変えることができますから変更してから使いましょう。
メルペイ
月 | 支払い額(円) | 還元額(ポイント) | 還元率(%) |
---|---|---|---|
1月 | 0 | 0 | 0.00% |
2月 | 0 | 0 | 0.00% |
3月 | 0 | 0 | 0.00% |
4月 | 748 | 523 | 69.92% |
5月 | 2,566 | 1,795 | 69.95% |
6月 | 1,564 | 1,006 | 64.32% |
合計 | 4,878 | 3,324 | 68.14% |
メルペイの還元率はえげつないことになっていますね。僕の家の近所にはセブンイレブンがあるので、還元率は70%近くになっています。 おどろきのキャンペーンでした。
また、iD決済が使いやすいのなんの。 コード決済のアプリは早く非接触の決済に変わらないかなと期待しています。
Kyash
月 | 支払い額(円) | 還元額(ポイント) | 還元率(%) |
---|---|---|---|
1月 | 9,569 | 190 | 1.99% |
2月 | 4,849 | 96 | 1.98% |
3月 | 2,485 | 48 | 1.93% |
4月 | 2,448 | 48 | 1.96% |
5月 | 2,697 | 53 | 1.97% |
6月 | 1,789 | 35 | 1.96% |
合計 | 23,837 | 470 | 1.97% |
Kyashは安定していますね。還元される時期が多少遅くなっていますが、必ず2%還元されるので安心して使うことができます。
今回はKyashと連携しているカードの還元については除外してあります。
まとめ
各アプリのキャンペーンを追いかけることは、ポイントが沢山還元されるので是非やるべきだと考えます。
還元されたポイントを使って買い物をすれば、そのポイントにも還元率が適用されますから二重でおいしいことになります。
最大元ポイント還元を上手にするためには、まずキャンペーンの条件を注意して確認しましょう。
僕のように楽天ペイで支払ってもポイントが付かないとなるともったいないですからね。
これから消費税の還付もありますから、上手にアプリを活用していきましょう。
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