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ガスファンヒーター(RC-U4002E)を実際に使ってみてわかったこと
いままでエアコンを使って暖をとっていたのですが、どうにもこうにも寒くてしかたがないので、別の暖房手段を検討しました。
選択肢としては、石油ファンヒーター または ガスファンヒーターの2択です。
僕の結論はガスファンヒーターでした。 この記事ではなぜガスファンヒーターを選んだのか書いていきます。
エアコンの暖房はなにがいけなかったのか
我が家は築5年の戸建てです。 エアコンは以前の住まいから使っていたものをそのまま移設したので、使用年数は10年は過ぎているものです。 かなり古いですね。
対応畳数は16畳の大型のもの。 冷房には不満がありませんでしたが、暖房となるとどうも温まるのが遅く、特に足元が冷えてしかたがありませんでした。
暖かい空気は上にたまっていくということと、エアコンはゆっくりと空気を温めていくので、部屋全体が暖まるには時間がかかるのです。
僕は日中仕事に出ているので、家にいることが多い妻や子供たちからは寒いという声はたびたび聞いていました。
引っ越す前はマンションで暮らしていたので、ビル全体が寒さを防いでくれていたのですね。 戸建てに変わると、家全体が冷えてしまうのでしょう。 そのため、エアコンの暖房だけでは耐えられないようです。
そんな不満を解消すべく、ガスファンヒーターを導入したら、さすがに便利で暖かさも申し分がないので不満は一気に解消されました。
石油ファンヒーターとの比較
最初からガスファンヒーターを購入しようと考えていたわけではありません。
まずは石油ファンヒーターはどうなのだろうと検討をはじめました。 石油ファンヒーターに抱いたイメージはこんな感じ。
- 暖房が強力ですぐに暖かくなる
- ランニングコストが安い
- すぐに設置できる
- 給油する必要がある
- 灯油を購入して保管する必要がある
石油ファンヒーターも素晴らしい。 一番惹かれたところは、暖房能力が強力なのにもかかわらずコストが安いというところです。
しかし、灯油を常に購入して屋内で管理しなければならないというところがひっかかりました。 灯油を購入するためには、遠くのガソリンスタンドまで車を使って買いに行かねばなりません。
購入した灯油は重いし、我が家は家に入るまでに階段があるため、移動が大変です。 そして、家は狭いので灯油のポリタンクを保管する場所などありません。外の物置に置いたとしても、石油ファンヒーターに給油をするためには、寒い外にでなければなりません。
そこまでの手間をかけてまで節約するよりは、その時間を買ったと考えて給油の必要がないガスファンヒーターにしようと考えたのです。
そしてその考えは今でも間違いではないと思っています。 給油をしなくていいというのはとても快適です。
ガスファンヒーターの良いところ
ガスファンヒーターの良いところは、これだけではありません。 使ってみてやっぱりすごいと思ったり、気が付いたところを紹介していきましょう。
強力な暖房能力
ガスファンヒーターに求めるもの第1位です。 エアコンでは足りない暖房能力(じわじわ暖かくなる)が強力な暖房能力によって部屋が一気に暖かくなります。
寒い日の朝や帰宅したときなど、すぐに部屋を暖められるのはとても助かります。
また、ガスは燃焼するときに水蒸気を発生します。 この水蒸気が空気中に保湿されるため、エアコンと比べて室内の乾燥を防いでくれるのです。 この保湿のためガスファンヒーターを使う屋内では加湿器は必要ないとされています。
逆に湿度が上がりすぎてしまい屋内に結露が発生します。 この結露が家のカビを発生させたりする原因にもなりますので、1時間に1度程度の空気の入れ替えをするのがよいでしょう。
※ピアノなどの湿気に弱い楽器がある場合には、ガスファンヒーター(石油ファンヒーター)は使用しないほうがよいとされています。
給油がいらない
最初に記述しましたが、購入の1番の動機となったことは給油が不要であることです。
寒い冬に灯油を買いに行く手間や、燃料が無くなったらカートリッジを外して給油する手間がいりません。 これは本当に便利です。 意外と給油作業は重労働なんです。 時間も大切な資源ですからね。
軽くて移動が楽
石油ファンヒーターと違って、燃料となる灯油(液体)が入っていません。 そのため、子供でも楽に移動することができます。
ガスファンヒーターの良くないところ
ガスファンヒーターもいいところもあれば、悪いところもあります。
ガスはちょっと怖い
灯油と違ってガスは目に見えないことが一番の違いです。 ガスには匂いがつけられているので、ガスの匂いが強ければ要注意です。
またコストはかかってしまいますが、ガスファンヒーターを使う部屋にはガス警報器を設置することで不安を解消することができます。
我が家では、ガスファンヒーターの設置場所はリビングであるため、隣の部屋のキッチンに設置されている警報器でまかなっています。
ガス栓が必要で設置場所が限られる
給油が不要なのでとっても楽なんですけれど、その代わりにガス栓とファンヒーターはガスコードでつながれています。
ガスコードとは別に電気も必要なので、電気のコードもつながれています。そのため、設置する場所がどうしても限られてしまいます。
電気コードだけであれば、部屋の移動は可能ですが、ガスが必要な分だけガスファンヒーターは石油ファンヒーターと比べて設置する場所が限られてしまうのです。
我が家では部屋が少なく、さらに1部屋がそれぞれ狭いので、1台で複数の部屋に暖房が行き渡りますから、いまのところ問題は発生していません。
石油ファンヒーターよりコストがかかる
エアコンとガスファンヒーターのランニングコストを比較したところ、あまり変わらないという結論になりました。
ガスファンヒーターにエアコンから切替てもコストは変わらない?
比較したことはありませんが、石油ファンヒーターとガスファンヒーターでは、おそらく石油ファンヒーターの方がコストは良いでしょう。
石油ファンヒーターよりガスファンヒーターが勝っている点は、給油がいらないことにつきます。
どうやって使っているの
我が家での日常の使い方を紹介しています。
寒い朝には強力な味方
僕が購入したガスファンヒーターには、時計がついています。 そのため、朝に点火時刻をセットしておけば、その時間に自動的に点火して部屋を暖めておくことができます。
もちろんエアコンでもできるのですが、部屋を暖める能力が違うのでエアコンでは起床1時間前から稼働させなければならないところをガスファンヒーターでは10分前から点火すれば大丈夫です。 そのぶんコストが節約できますね。
※時計機能が付いていない機種もあります。 その場合、時刻指定ではなくタイマー指定(何時間後)になります。
安全性に優れている
ガスファンヒーターには安全対策機能が付いています。
僕が怖いと思っていたのは、わかりにくい事故、突発的に起こる事故で以下のようなものを考えています。
- 不完全燃焼
- 転倒時
- 不意にガスコードが抜けてしまったとき
今のガスファンヒーターは上記のようなことが起こっても、対応してくれるので安心です。
不完全燃焼 ⇒ 自動で消化
転倒 ⇒ 自動で消化
ガスコードが抜ける ⇒ 自動で消化
※機種によって安全装置の有無がありますので、購入するときには確認しましょう。
使う地域によって使う畳数より小さくても大丈夫
我が家の住まいは関東南部なので、比較的暖かい地域です。
そのため、ガスファンヒーターで指定されている畳数より小さくても暖房能力に問題はありません。 木造11畳用でも3部屋全てが暖かくなります。
購入したRC-U4002E
僕が購入したのは、リンナイ Standardシリーズ型落ち製品である RC-U4002Eです。 これより新しいRC-Y4002PEというものが出ていますが、そんなに違いはなさそうです。
【Standard RC-Y4002PE】 リンナイ
- 商品名:Standard
- 色:ホワイト/ラテ
- 暖房の目安:木造:11畳・コンクリート:15畳まで
- 暖房能力:4.07kW
- 外形寸法(mm):高さ440×幅440×奥行150(脚部207)
- 質量(本体):6.4kg
- 電源:100V
- 機能:気配りエコ/24時間タイマー/選択式おやすみタイマー/プラズマクラスター/選択式自動消火/8時間時計バックアップ/ワンタッチクリップエアフィルター/スポット暖房/急速暖房/フィルターサイン/不完全燃焼防止装置/転倒時ガスしゃ断装置/ロックスイッチ/ガスコード確認カバー/換気お知らせ/立消え安全装置
他のガスファンヒーターの紹介をしている記事もあります。
まとめ
僕がガスファンヒーターを購入して使用した感想を書いてみました。
暖房能力はもちろんのこと、やはり給油がいらないところがとても気に入っています。
安全性も上がっているのでガスファンヒーターも候補に入れてみてはいかがでしょう。
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